日時　2023年3月4日（土曜日）13時30分～15時
場所　大手前大学さくら夙川キャンパス　A28教室
講師　岡本 篤志准教授

プログラム

13時30分～14時15分　「３次元計測の仕組みと計測の実演」　岡本 篤志准教授

14時15分～15時　　　岡本准教授と森下章司史学研究所所長の座談会
　　　　　　　　　　　　「３次元計測の活用法と可能性」

場所：大手前大学さくら夙川キャンパス

シンポジウムの趣旨　森下章司氏（大手前大学史学研究所所長）

「古墳時代集落としての高畑町遺跡—既往の調査成果と第９次調査速報―」
　　　　　　　　森下真企氏（西宮市教育委員会 学芸員）

「高畑町遺跡出土の木器」　上原眞人氏（辰馬考古資料館館長）

「津門の遺跡と前方後円墳」　山田 暁氏（西宮市教育委員会 学芸員）

「津門稲荷町遺跡と西摂地域の埴輪」　
　　　　　　　　廣瀬 覚氏（独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 主任研究員）

「発掘調査から構成する西宮地域史」　合田茂伸氏（西宮市教育委員会 文化財課長）

「阪神中部地域曙期の地域像と歴史像—最新考古資料の分析・検討を踏まえて―」
　　　　　　　　森岡秀人氏（関西大学大学院 非常勤講師）

シンポジウム　西宮の古代遺跡の意義を探る

場所：大手前大学さくら夙川キャンパス

主催：大手前大学史学研究所・埋蔵文化財研究会

１日目　3月5日(土曜日)

 開会・趣旨説明
事例報告１ 「大阪湾岸の考古遺跡でみられる地震痕跡」　辻康男氏（パリノ・サーヴェイ株式会社）

事例報告２ 「縄文時代前期段ノ原B遺跡の地震痕跡」
　　　　　　　　　　　　   古田秀亨氏（公益財団法人福島県文化振興財団）
事例報告３「堆積層の認識と記載一洪水の把握に向けて一」
                                               趙 哲済氏（公益財団法人大阪市博物館協会大阪文化財研究所）

事例報告４「８～９世紀の宮ノ東遺跡における大規模地崩れと復旧」
　　　　　　　　　　　　   藤木 聡氏（宮崎県立西都原考古博物館）

事例報告５「古墳時代の火山災害と地域社会—群馬県渋川市金井東裏遺跡の調査―」
　　　　　　　　　　　　    徳江秀夫氏（公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団）

２日目　3月6日(日曜日)
事例報告６「火山災害と復旧—桜島火山と霧島火山の事例—」　
                                                桒畑光博氏（都城市教育委員会）
事例報告７「富士山の噴火と人々の対応—古代を中心に」
                                                藤村 翔氏（富士市立博物館）
事例報告８「旧神戸外国人居留地遺跡における津波痕跡の確認」
                                                千種 浩氏（神戸市教育委員会）
事例報告９「仙台平野の遺跡における津波痕跡の確認」
                                                斎野裕彦氏（仙台市教育委員会）
事例報告10 「津波被害と集落動態—復興調査の成果から」
　                                            古川匠氏（京都府教育委員会）

遺跡調査現場への提言・遺跡調査現場からの発信
　　　　　　　　　　　　    村田泰輔氏（独立行政法人国立文化財機構奈艮文化財研究所）

閉会挨拶

趣旨説明　小林基伸氏（大手前大学教授 ・史学研究所所員）
報告1　「14世紀の内乱と赤松氏の台頭」　市澤 哲氏（神戸大学大学院人文学研究科教授）
報告2　「播磨国竹万荘と赤松円心の遺領配分」　
                                                                  前田 徹氏（兵庫県立歴史博物館主査・学芸員）
報告3　「赤松氏の拠点形成ー白旗城・法雲寺・宝林寺」
                                    大村拓生氏（兵庫県立歴史博物館ひょうご歴史研究室歴史研究推進員）
報告4 「守護赤松氏の領国支配—「国衙眼代」小河氏をめぐって―」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 馬田綾子氏（元梅花女子大学教授）

討論
　司会：小林基伸氏　パネラー：報告者
閉会挨拶　藪田貫氏（兵庫県立歴史博物館ひょうご歴史研究室長）

場所：大手前大学さくら夙川キャンパスA21教室

あいさつ　森下章司氏（史学研究所長）

「ミャンマーにおける最近の先史時代の研究［Recent Research on the Prehistoric Period］」
　　　　　　　　　　　　　　　チョーミョーサッ［Kyaw Myo Satt］氏 （ダゴン大学考古学科）

「バガン時代のカラサ壺［Kalasa Pot in Bagan Period］」
　　　　　　　　　　　　　　　ゾーピョー［Zaw Phyo］氏 （ダゴン大学考古学科）

「ピュー都市国家の最近の研究［Recent Research on the Pyu City States］」
　　　　　　　　　　　　　　　サンシュエ［San Shwe］氏（ヤンゴン大学考古学科）

質疑応答

意見交換会

場所：大手前大学さくら夙川キャンパスA44教室

「百舌鳥・古市古墳群と5世紀の政権構造」　田中晋作氏（山口大学人文学部教授）

「西摂津の古墳文化—百舌烏・古市古墳群の時代前後の首長動向—」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　  森岡秀人（古代学研究会代表）

鼎談「大阪湾岸の古墳をめぐって」
　司会：櫃本誠一氏（史学研究所客員研究員：前所長）

場所：大手前大学さくら夙川キャンパスA44教室

ごあいさつ：小林基伸氏

講演「私と但馬の古墳」　櫃本誠一氏

シンポジウム「但馬の古墳時代と文堂古墳」
　　司会：森下章司氏
　　パネラー：櫃本誠一氏、石松崇氏、岩本崇氏、奥田智子氏、橋本英将氏、土屋隆史氏
　　　　　　東方仁史氏、松永悦枝氏、西村秀子氏

場所：西宮市大学交流センター　大講義室

「山の鐸、里の鐸―銅鐸埋納と摂津の青銅器文化―」
　　　難波洋三氏（独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所埋蔵文化財センター長）

「稲作の伝播と西摂津の弥生社会―縄文人と弥生人との出会い―」
　　　森岡秀人氏（日本考古学協会理事）

対談「西摂の弥生時代を語る」
　　　櫃本誠一氏（史学研究所客員研究員：前所長）

場所：大手前大学さくら夙川キャンパス メディアライブラリーCELL

主催：被災文化遺産支援コンソーシアム(CEDACH) ・大手前大学史学研究所

趣旨説明

「タイ大洪水からの復興と文化遺産」　タニック・ラーチャリット博士（タイ王国・シルパコーン大学）

「福島県の復興と埋蔵文化財保護一兵庫からの支援職員の立場から一」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山本 誠氏（福島県教育庁文化財課）

ディスカッション

場所：大手前大学さくら夙川キャンパス メディアライブラリーCELL

「愛知県 青塚古墳」　赤塚次郎氏(NPO法人 古代邇波の里・文化遺産ネットワーク）

「大阪府 心合寺山古墳」　福田和浩氏(NPO法人 歴史体験サポートセンター楽古）

「大阪府 今城塚古墳」　森田克行氏（高槻市立今城塚古代歴史館）

ディスカッション
　　司会：櫃本誠一氏（大手前大学史学研究所）

場所：大手前大学さくら夙川キャンパス

開会あいさつ

「播磨における終末期古墳と被葬者」　櫃本誠一氏（大手前大学史学研究所）
「石の宝殿と竜山1号墳、そして法道伝承」　魚津知克氏（大手前大学史学研究所）
「加古川流域における古代寺院の動向」　梶原義実氏（名古屋大学大学院文学研究科）
「仏教伝来と播磨—高麗恵便をめぐって―J　古市 晃氏（神戸大学大学院人文科学研究科）
「開基伝承と播磨の寺院」　中井淳史氏（大手前大学史学研究所）
「俯瞰から法道仙人を見る」　福井 亘氏（京都府立大学生命環境学部）

討論

東日本大震災で被災した歴史資料・文化遺産の保全と復興を通した『防災遺産学』の形成
—文化復興活動を支援する持続的な情報システム利活用の実践―

場所：大手前大学さくら夙川キャンパスA28教室

主催：被災文化遺産コンソーシアム（CEDACH）・大手前大学史学研究所

趣旨説明

「阪神・淡路大震災からの復興と文化遺産」　渡辺伸行氏（神戸市立上野児童館）

「宮城県における東日本大震災被災文化遺産の救援活動と今後にむけて」　藤沢 敦氏（東北大学）

「東日本大震災における文化遺産の救援と復興（岩手県）」　 熊谷常正氏（盛岡大学）

「奄美豪雨からの復興と文化遺産への取り組み」　中山清美氏（奄美市歴史民俗資料館）

意見交換
　　コーディネーター：金田明大氏（奈良文化財研究所）・松下正和氏（近大姫路大学）

場所：大阪歴史博物館

主催：文化財系大学フォーラムひょうご（神戸大学・関西学院大学・大手前大学）

共催：神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター・大手前大学史学研究所

水損歴史資料ワークショップ

フォーラム 「水没した歴史資料の救出と保全—平成２１年佐用・平成２２年奄美の教訓—」 

場所：姫路市城郭研究センター

主催：大手前大学史学研究所
後援：書写山円教寺・姫路市教育委員会
　　　兵庫県立歴史博物館・兵庫県立考古博物館

開会挨拶、事務連絡など
基調報告「書写山円教寺の調査と中近世寺院研究」中井淳史氏（大手前大学史学研究所）

報告１「書写山円教寺の空間構成」　山上雅弘氏（兵庫県立考古博物館）
報告２ 「中世後期の書写山」　小林基伸氏（大手前大学総合文化学部）
報告３「多可町の山林寺院」　宮原文隆氏（多可町那珂ふれあい館）
報告４ 「但馬地方の山岳寺院」　西尾孝昌氏（但馬考古学研究会）

討 論
　　司会：多田暢久氏（姫路市教育委貝会）
　　　　　浜中邦弘氏（同志社大学歴史資料館）
閉会挨拶

場所：大手前大学さくら夙川キャンパスA44教室

主催：大手前大学史学研究所
後援：西宮市教育委員会

「女王卑弥呼の最後」　岡本健一氏（前京都学園大学教授）
「邪馬台国と古墳」　石野博信氏（兵庫県立考古博物館館長）
「「魏志倭人伝」印と周辺民族官印　秋山進午氏（前大手前大学史学研究所長）

公開研究会：2008年7月1日(火)
　　　「港湾都市プロジェクトの調査」　佐藤彰男氏
　　　「バングラデシュの現状について」　Iftekhar Chowdhury博士

講演会：2009年7月4日(土)
　　　「Urban Issues:Chittagong,Bangladesh Perspective」
　　　　　　　　　　　　　　　　Iftekhar Chowdhury博士（バングラデシュ・チッタゴン大学）
場所　大手前大学史学研究所オープン・リサーチ・センター3階　文化財科学実験室

主催：兵庫県教育委員会・大手前大学史学研究所オープン・リサーチ・センター
共催：加古川流域における歴史文化遺産の総合的調査・研究 実行委員会
会場：兵庫県立考古博物館講堂

あいさつ　石野博信氏（兵庫県立考古博物館）
趣旨説明　「地域連携による歴史文化遺産の新展開」　櫃本誠一氏（大手前大学史学研究所）

「加古川の歴史文化遺産をどう活用していくのか」　西田 猛氏（小野市教育委員会）

討論「加古川」～知る・つなぐ・活かす
コーーディネーター：村上裕道氏（兵庫県教育委員会 文化財室）
パネラー：櫃本誠一氏（大手前大学史学研究所）
　　　　西田 猛氏（小野市教育委員会）
　　　　米津良純氏（東播磨県民局 企画調整部 水辺の地域づくり担当参事）
　　　　川口道男氏（北播磨県民局 県土整備部まちづくり担当参事）
　　　　園田耕司氏（JR西日本神戸支社 加古川鉄道部）
　　　　尾瀬耕司氏(H2O東播）
　　　　村上賢治氏（兵庫県立考古博物館）

　　　【進行】　兵庫県教育委員会 文化財室

場所：大手前大学さくら夙川キャンパスCELLフォーラム

「災害から文化財をまもる―わが国における文化財保護防災活動の現状―」
　　　　松田泰典氏（東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター所長）

「新潟県における地震災害と文化財・歴史資料レスキュー」
　　　　矢田俊文氏（新潟大学人文学部・新潟歴史資料救済ネットワーク事務局長）

「阪神・淡路大震災と埋蔵文化財」
　　　　櫃本誠一氏（大手前大学史学研究所所長）

座談会・ディスカッション

場所：京都市国際交流会館

「中国考古拾遺—車同軌・五銖銭・姜女石—」　秋山進午氏（大手前大学史学研究所）

「古鏡研究一千年」　岡村秀典氏（京都大学人文科学研究所）

「殷～西周前半における青銅酒器の容量—中小型器容量の相関性を考える―」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　廣川 守氏（泉屋博古館）

「殷王朝と青銅器鋳造一説」　杉本憲司氏（佛教大学）

場所：大手前大学さくら夙川キャンパス メディアライブラリーCELL

12月1日(土曜日)
開会挨拶、事務連絡
「瓦質土器研究の課題」　佐藤亜聖氏（(財)元奥寺文化財研究所）
「京都・奈良の瓦質土器」　立石堅志氏（平城遷都1300年記念事業協会）
「大阪の瓦質土器」　續 伸一郎氏（日本中世土器研究会）
休憩・遺物見学
「四国の瓦質土器」　首藤久士氏（西条市教台委貝会）

12月2日(日曜日)
「九州の瓦質土器」　山本哲也（大分市教育委貝会）
「鎌倉の瓦質土器」　鈴木弘太（鶴見大学大学院）
「東北の瓦質上器J　高桑 登（(財) 山形県埋蔵文化財センター）
昼食・遺物見学
「北陸の瓦質土器」　滝川重徳（石川県金沢城調査研究所）

休憩・遺物見学
討論

主催：横穴式石室研究会
会場：大手前大学さくら夙川キャンパス

7月14日（土曜日） 第1日目
趣旨説明・集成データについて　富山直人氏

第１部　近畿横穴式石室をめぐる問題
「畿内大型横穴式石室の構造」　梅本康広氏
「横穴式石室における伝播論」　太田宏明氏
「”畿内型”横穴式石室の諸問題」　宮元香織氏
ミニセッション　横穴式石空を観察する・比較する
「東海の横穴式石室における分布と伝播」　鈴木一有氏
「北部九州の埋葬原理と石室構造　藏冨士寛氏
「横穴式石室と葬送儀礼」　森本徹氏

討論第１部　近畿の横穴式石室（ 司会：森下章司氏、鈴木一有氏）
　　　　　　パネラー（ 梅本康広氏、太田宏明氏、藏冨士寛氏、竹内英昭氏、
　　　　　　　　　　 富山直人氏、宮元香織氏）

7月15日（日曜日） 第2日目
「龍王山古墳群における横穴墓の位置づけに関する考察」　前田俊雄氏
「後・終末期古墳構築方法の検討」　森島一貴氏

第２部　近畿横穴式石室の地域別検討

討論第２部　近畿横穴式石室の地域別検討　（司会：太田宏明氏、森下章司氏）
　　　　　　パネラー（梅本康広氏、黒石哲夫氏、高松雅文氏、竹内英昭氏、
　　　　　　　　　　辻川哲朗氏、丹羽恵二氏）

第３部　横穴式石室と古墳時代社会
「初期横穴式石室考」　北山峰生氏
「墳丘と横穴式石室の相関関係」　丹羽恵二氏
「薄葬化と横穴式石室」　横田真吾氏
「古墳時代後期の政治変動に関する考古学的研究」　高松雅文氏

討論第３部　横穴式石室と古墳時代社会　（司会：和田晴吾氏）
　　　　　　パネラー（北山峰生氏、高松雅文氏、辻川哲朗氏、富山直人氏、
　　　　　　　　　　花田勝広氏、丹羽恵二氏、森本徹氏、横田真吾氏）
閉会挨拶

【講演】
「文化財と情報」　新納 泉（岡山大学大学院）

【報告】
報告①「兵庫県内文化財データベース」　山本 誠氏（兵庫県教育委員会文化財室）
報告②「県指定史跡石宝殿の三次元計測とその活用」
　　　　　　　　岡本篤志氏（東北芸術工科大学研究員、大手前大学史学研究所客員研究員）
報告③「地理情報システム(GIS)を活用した文化財分布調査
　　　　　　―猪名川町多田銀銅山遺跡における基礎分布調査―」
　　　　　　　　福井 亘氏（西日本短期大学、大手前大学史学研究所客員研究員）

報告④「加東市におけるデジタル作業の現状と課題」　森下大輔氏（加東市教育委員会）

報告⑤「学校教育における文化財データの活用」　越田佳孝氏（兵庫県教育委員会高校教育課）

討論・総括　
　　新納泉氏、秋山進午（当研究所所長）、村上裕道氏（兵庫県教育委員会文化財室）

場所：大手前大学西宮キャンパス

報告1 「赤松氏の権力と拠点」　小林 基伸氏（大手前大学人文科学部・史学研究所）
報告2 「戦国期兵庫県下の平地居館」　山上 雅弘氏（兵庫県教育委員会）
報告3 「戦国期西播磨の土器様相―御着・坂本・置塩―」　中井 淳史氏（大手前大学史学研究所）
関連報告1 「戦国期播磨における諸勢力と守護所・城館」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　野田 泰三氏（京都光華女子大学文学部）
関連報告2 「遺構から見た播磨坂本城跡」　　多田　暢久氏（姫路市埋蔵文化財センター）

討論
コーディネーター：市沢 哲氏（神戸大学文学部）
　　　　　　  川口宏海氏（大手前大学社会文化学部・史学研究所）

Ⅰ　食・調理
　「縄文時代から弥生時代開始期における調理方法」　中村大介氏
　「弥生土鍋の炊飯過程とスス・コゲの産状」　徳沢啓一氏・河合 忍氏・石田為成氏
　「韓国原三国時代土器にみられる調理方法の検討
　　～中島式硬質無文土器を中心に～」　韓　志仙氏
　「同位体分析による土器付着物の内容検討に向けて」　坂本　捻氏・小林謙一氏
　「土器圧痕からみた食と産業」　山崎純男氏

II　土器焼成と生産
　「土器焼成失敗品からみた生産体制」　田崎博之氏
　「弥生早期（夜臼式）土器の野焼き方法」　小林正史氏
　「東北地方における覆い型野焼きの受容」　北野博司氏
　「韓国無文土器の焼成技法～黒斑の観察と焼成遺構の検討から～」　庄田慎矢氏
　「胎土分析から推測する土器焼成技術と焼成温度との関連性　
　　～弥生土器・韓半島系土器の比較研究～」　鐘ヶ江賢二氏

１回目：7月24日(日曜日)　場所：ORC文化財科学実験室

　「兵庫津遺跡における町屋群の変遷」　内藤俊哉氏
　「兵庫津の空間復元」　藤本史子氏

　討論司会：渡辺伸行氏
　

２回目：9月17日(土曜日)　場所：ORC文化財科学実験室

  「岡方文書の整理と内容について」　木南　弘氏
  「『（兵庫）岡方文書』をよんで」　河野未央氏

　討論司会：大国正美氏

3回目：12月18日(日曜日)　場所：ORC文化財科学実験室

  「「和田之京」プランの再検討」　須藤　宏氏
  「藤原京の都市的検討」　山田邦和氏

　討論司会：藤田明良氏

伊丹市立博物館との共同開催
場所：伊丹市役所会議室
当研究所リサーチアシスタント赤松和佳氏による研究発表

伊丹市立博物館との共同開催

場所：神戸市立博物館講堂

挨拶　秋山進午所長
趣旨説明　藤田明良氏（天理大学）

「近世兵庫津の都市空間」　高久智広氏（神戸市立博物館）
「骨に見る兵庫津のくらし」　丸山真史氏（京都大学大学院）
「みなと・兵庫津の歴史像をもとめて」　大国正美氏
　　　　　　　　　　　　　　　　（神戸深江生活文化史料館・研究プロジェクト共同研究者）

１回目：6月19日(土曜日)　場所：ORC文化財科学実験室

　「「福原京」における安徳帝御在所の比定」　須藤 宏氏（神戸市教育委員会）
　「福原京と大輪田泊をめぐって」　大村拓生氏（大阪工業大学）

　コーディネーター：渡辺伸之氏（神戸市教育委員会）
　

２回目：12月12日(土曜日)　場所：神戸市埋蔵文化財センター講義室

  「土製煮炊具からみた兵庫津遺跡」　長谷川 真氏（兵庫県教育委員会）
  「兵庫津遺跡出土の備前焼」　松岡千寿氏（兵庫県教育委員会）

　コーディネーター：岡田章一氏（兵庫県教育委員会）

【講演】

軟質施釉陶器の諸問題一京都出土の軟質施柚陶器を通して　（永田信一氏）

【研究報告】
第1部　軟質施釉陶器の生産と流通
畿内における「軟質施釉陶器」の出現　（尾野善裕氏）
出士資料から見る京都の軟質施釉陶器　（能芝 勉氏）
大坂周辺における軟質施釉陶器の生産と流通　（佐藤 隆氏）
軟質施釉陶器の生産と窯構造　（木立雅朗氏）
東日本における軟質施釉陶器の生産と流通一江戸遺跡出土資料を中心に一　（堀内秀樹氏）

第2部　軟質施釉陶器をめぐる諸論
軟質施釉陶へのアプローチ―桃山時代の二つの黒茶碗という視点から一　（伊藤嘉章氏）
華南三彩の流通と技法について　（稲垣正宏氏）
乾山陶と軟質施釉陶器一京都大学構内遺跡出土資料―　（千葉 豊氏）
文献にみる軟質施釉陶器の釉薬　（入江佳代氏）
明代の技術導入の可能性一城郭瓦を中心に一　（植山 茂氏）

I、技術の復元
弥生古墳時代における「折り曲げ鉄器」について
　―鉄器製作技術と副葬行為の関連性に対する考察―　（田中　謙氏）
製鉄・鍛冶復元実験の現状と課題　（北野　重氏・真鍋成史氏）
装飾大刀の分析と復元　（塚本敏夫氏）

Ⅱ、鉄器研究と理化学的分析
鉄の14Ｃ年代測定　（山田哲也氏・江波大樹氏）
放射化分析からみた鉄の産地推定
―As/Sb比を指標とする鉄の産地推定の現状一　（平井昭司氏）
鉄分析からみた刀剣　（大澤正己氏）

Ⅲ、最新刀剣研究の具体相
外装から見る装飾大刀　（橋本英将氏）
身分表象としての装飾大刀　（松尾充晶氏）
木製刀装具からみた大刀生産　（山内紀嗣氏）

Ⅳ、最新事例報告
福井市河合寄安遣跡の調査―木製品の工房跡一　（白崎一夫氏・白嶋裕司氏）
茶すり山古墳出土刀剣の検討　（岸本一宏氏・岩本　崇氏）

１回目
11月8日(土曜日)　「兵庫県における文化財保護とその実例」山本誠氏（兵庫県教育委員会）
２回目
11月22日(土曜日)　  「兵庫の近世美術」冷泉為人氏

第Ⅰ部　研究報告
く技法の検討＞
突帯一突帯間隔設定技法を中心として一　（辻川哲朗氏）
円筒埴輪製作技術の復原的研究一窖窯焼成導入以降を中心に一　（藤井幸司氏）
円筒埴輪の外面調整から～Ｂ種ヨコハケの成立と波及に関する覚書　（一瀬和夫氏）
円筒埴輪製作工程における「基底部調整」　（山内英樹氏）
淡輪系円筒埴輪 2003　（鈴木敏則氏）
「尾張型埴輪」の諸問題　（藤井康隆氏）
日置荘西町窯系円筒埴輪の検討　（十河良和氏）

く中・後期の埴輪＞
円筒埴輪の地域性と工人の動向　（鐘方正樹氏）

く工人の復元＞
同工品識別をめぐる諸問題（覚書）　（犬木　努氏）
埴輪の伝播と工人論―前期古墳における生産組織分析の事例から一　（廣瀬　覚氏）

＜須恵器生産との比較＞
須恵器生産からみた地域間関係　（菱田哲郎氏）

＜円筒埴輪製作技法の展開＞
九州における埴輪生産の受容と展開　（竹中克繁氏）
九州の円筒埴輪にみられる各種技法　（岸本　圭氏）
吉備地域における円筒埴輪製作技法の伝播と受容　（野崎貴博氏）
関東における中期古墳の円筒埴輪　（加藤一郎氏）
東北地方の円筒埴輪―技法・系譜・伝播―　（藤沢　敦氏）

第Ⅱ部円筒埴輪の製作技法　（事務局）

場所：ORC文化財科学実験室

2003年7月5日(土曜日)　　「最近の発掘調査成果について」　阿部 功氏

　　　10月12日(日曜日)　「肥前陶磁器の年代観と識別方法について」　村上伸之氏
　　　　　　　　　　　   「兵庫津遺跡の調査」　岡田章一氏
                                           「兵庫津遺跡　第14次調査について」　渡辺伸行氏
　　　　　　                     「兵庫津遺跡　御崎本町1丁目地点発掘調査について」　赤松和佳氏

2004年2月29日(土曜日)     「近世兵庫津の空間構成と都市構造の変化」　大国正美氏
　　　　　                         「兵庫津の町場の拡大について」　高久智広氏

日時　2003年5月25日(日曜日)
基調講演
　海峡を越えるモノ・技術・文化　―伝播論から交流論へ―　（端　信行氏）
　教科書に反映された韓日交流　（禹　仁秀氏）
研究報告
　古代韓日造船技術の交流　（李　昌億氏）
　古代日韓鉄器製作技術の交流　（塚本敏夫）
　高麗茶碗と京焼　―近世における技術の伝播と模倣―　（岡　佳子氏）
　韓国の住居近代化に与えた日式住居建築の影響　―鉄道官舎を中心に―　（李　喆永氏）

１回目：11月30日(土曜日)　「浄土信仰と兵庫県の古建築」（多淵敏樹所員）
２回目：12月7日(土曜日)　  「但馬の古墳時代」（櫃本誠一所員）
３回目：12月14日(土曜日)    「猪名荘と猪名荘絵図」（鷺森浩幸客員研究員）

日時　2001年12月22日（土曜日）
講師　浅香正氏