会下山遺跡(兵庫県芦屋市)ー芦屋市教育委員会との共同事業

概要
本格的な稲作が導入された弥生時代、

最高点(S地点)からの眺め

竪穴住居跡

復元された高床倉庫
高地性集落
丘陵や山上などに作られた集落のことを高地性集落と呼んでいます
会下山遺跡は、
このような場所に集落が営まれた理由はわかっていません。見張り場、逃げ城、祭祀場や交通拠点などさまざまな説があります。
会下山遺跡についても見晴らしがよく、火炊きの跡が見つかっていることから、ノロシをあげて見張り場としての役割や、祭祀場など、さまざまな役割をあわせ持っていたと考えられています。
3次元画像で見る会下山遺跡の立地
3次元画像でみる会下山遺跡出土遺物(遺物はすべて芦屋市教育委員会所蔵)
青銅製の漢式三翼鏃
昭和 30 年代に遺跡の中で採集されました。
三翼鏃とは、鏃身(ぞくしん)の先端部から三方に狭翼(きょうよく)がとりつけられたものです。中国で作られたものであり、弩(ど・いしゆみ)と呼ばれる発射装置の矢先につけて飛ばす武器です。戦国時代後期からみられ、秦・前漢時代にかけて作られました。このような貴重品も出土することから、
- 長さ 4.4cm
- 最大幅 1.18cm
- 重量 14.3g
以下の画像はクリックするとsketch fabのページに飛びます。
公開されている会下山遺跡のすべての三次元データのまとめは最下部にあります。